そうめんは1200年以上前に奈良の日本最古の大神神社で神の啓示を賜って三輪山の麓で誕生しました。
古代中国大陸の後漢の『釈名』や唐の文献に度々出てくる「索餅・さくべい-」が日本に伝わったものとする説が有力で、
その他の説として、南北朝時代に元から禅僧の往来や貿易によって「索麺-さくめん-」が伝えられたものという説があります。
そして、室町時代には現在の形になったとされ、「そうめん」が初めて記録されるのは、
康永2年(1343年)八坂神社の『祇園執行日記』で「丹波素麺公事免除」と記述されています。
さらに、奈良の法隆寺の『嘉元記』正平7年(1352年)5月10日条に僧兵の快賢が南北朝の合戦に参加した恩賞の宴に、
「サウメン」が振舞われており、このころ「索麺-そうめん-」の名称が定着したとされています。
また、そうめんはとても縁起が良いことをご存じでしょうか?
麺が細く長いことから、「喜びを細く長く」という日本人らしい慎ましい願いが込められた縁起物なのです。
これからもお付き合いしていきたいあの人と。嬉しいことがあったときのお祝いに。
ぜひ珀の美味しいそうめんを召し上がっていただきたいです。